やっと人の育成と人材を集めることができて大変時間がかかりましたが兵庫第三工場が稼働します。
やったー。
工場を多く増やす理由は、天災対策です。
一極集中でどんどこ作ったほうが本当は生産効率は高いと思います。
ですが、昨今の日本に発生している台風や地震などは想像以上のものがくるので製造場所を分散しておかないといけません。
そうしておかないと、いざというとき本当にまずいな、と。
あとはできる限りお客様に近いところで作ったほうが移動コストを下げることができるというこの2点から多拠点製造を進めています。
これは最初おもいついたとき、自分で言うのもなんですが「素晴らしい!」と思ったものです。
ですが言うは易し行うは難し。
めちゃくちゃ難しいことでした。
まず工場を取得するのも大変。
そのあと設備を新設するのも大変。
さらにもっと大変なのが人を採用し技術を習得すること。
さらにさらに大変なのが、その人たちがイキイキと製造できるか、がもっともっと大変なのです。
アイデアを形にし、継続的に実行できるようになるかどうかが、とても難しい。
わかってはいたのですが、最初に工場を作ったときの以下のような難しさは。
- 工場を作るということ
- 製品を作るということ
それでも多拠点に広げました。
他の工場へ良い影響をあたえるでしょうし、全く別の工場設計のために思ってもみないような改善方法が浮かんだりもするでしょう。
頭や知恵の使いどころがとても増えます。
そして、悩みも増えます。
同じことだけやっていては面白くはないので兵庫第三工場はプロフェッショナルを核とし、一部異業種の人も加え、私たちでは浮かばないような新しい改善改革を見出すチャンスがあるのかもしれないな、と思い稼働させていきます。
さぁもうすぐ鏡開きだな。
ひそやかに実行しようっと。