旅する家 MOVUSEは「軽トラックに住宅を乗せる」をコンセプトに造り上げています。
ですので大抵住宅にあるものは、MOVUSEに搭載できると思っていただいて大丈夫です。その中で大事な部類に入ってくるのが、住宅用の家電製品です。車用じゃないですよ、住宅用ですよ。普通の軽キャンパーのかただと軽トラックの車両から給電(シガレットライターや、直結)するタイプの製品を選ばれると思いますし、製品の電圧は12V対応のものが多いでしょう。もしくはインバータで100Vにアップする。ですがMOVUSEは住宅化するために必要なものとして、車用の家電ではなく、住宅用の家電製品を強く進めております。圧倒的に機能が違うし、製品自体も安いのでコスパがいいです。例えば電子レンジ、ポット、エアコン、ホットカーペット、などなど。しかし、家電はすべて100Vです。つまり、結構な電圧がかかる、ということです。インバーターでも使えますが、出力不足になります。では昔弊社が用意していたようなディープサイクルバッテリーで出力すれば?ということも検討はしましたが、最近の軽トラは走行充電が十分にできない仕様になってしまいました。バッテリーが全然フル充電できないのです。そこでいろいろ考えてたどり着いたのが、優秀なポータブルバッテリーです。
昨今ポータブルバッテリーの重要性が高まり、本当に機能的で手が届きやすい価格帯になってきたので、そちらをメインに使っていこう、という発想です。さらに、外出先での電気の利用もできるようにRVパークとかキャンピングサイトも頑張ってくれていたり。電気とトイレと食が、本当に簡単に手に入る時代になりました(日本のインフラってホント凄い)。充電もしやすい。というわけで、MOVUSEは外部から電力が取れる、ということ基本設計とし、部屋中を100V電気を使えるようにしています。また山間部など、全く電気が取れないところに行く人は、ポータブルバッテリーを勧めています。2WAY電気利用、ですね。
そこで地味にMOVUSEがこだわっているのが、もしもの万が一に備えた、電源ブレーカーボックスです。しかも2WAY給電対応用です。弊社があまりにも大量にブレーカーを購入したものですから、三菱電機さんがびっくりして、ヒアリングしに来てくれました(笑。そういう地味なこだわりで、安全性を高めております。地味ですが、大事だと思っています。電源ボックス、実写で見てくださいませ。