清水の舞台から飛び降りる勢いで、弊社は工場を購入することとなりました。工場といってももともと造っていたものは全然キャンピングカーとは関係ないもので、生産設備は一切ありませんでした。建物だけがある、という感じです。建築会社らしく、自分たちで建物を補修し、修繕していきました。受注がたくさんある中での、修繕工事はかなりスケジュール的にもきつく、ハードでした。工場というものは単純に広くて、自分たちでやらずに外注さんに任せると予算があっという間に自分たちにとっては天文学的数値になってしまいます。なんとかしようと頑張りました。やることはたくさんあります。
まず芝刈り。芝刈りといえども古木生い茂るレベルですので、もはや林業か?と思えるような仕事ぶりをしました。素人がやると全然伐採って進まないんだなぁって思いました。結局臨時で、きこりの方にもご参加いただき、一日で素人10人分の伐採をしてもらいました。単純に光が多く入ってくるようになるだけで、工場も生き生きとしてきたように見えるので、ビフォーアフターは感動しましたね。ただし、写真でおさめると、全然その感動がつたわらないのですけどね(苦笑
一方、工場内にはトイレがなく、こちらも作る必要がありました。下水管工事が大変ですね。新築を立ててきた技術が少しは活きましたね。こんな感じでちょびちょびやりながら新しい建築スキルを得ていきました。またちょっとずつ工場が工場らしくもなっていくのでした。