先週の日曜日、2月25日(日)は神戸での展示会でした。
いや~、今回もたくさんのお客さまにご来場頂きましたよ!
ご来場頂いた皆さま。ご契約頂いた皆さま。
寒い中、展示会場までお越しいただき誠にありがとうございました!
僕がこの時、担当させて頂いたお客様なんですけども。車中泊旅で10年以上かけて、北は北海道、南は九州まで。沖縄以外は行きつくしたという方で、いいな~、理想のマイライフですね~ってお話していたら、奥様が、興味深いことを教えてくれたんです。
「最近は施設が整備されすぎてきて、昔カンがなくなってきてる。それが寂しいですね~」
『なるほどな~。確かに便利になることで失われることもあるよな~』そんなちょっと寂しい思いにも浸りながら・・・。『でも待てよ』っと、、思い返せば、トラベルハウスができた経緯もそうだったよな~って気づいたんです。
キャンピングカーと言えば、キッチンが付いて、暖房が付いて、派手で大きくて目立ってかっこよくて、なかなか手に入れるのが困難な高価なもの!そんな風に世間ではまだまだ思われているような気がします。それから軽のキャンピングカーが出てきて、少人数でアウトドアや車中泊が楽しめて、大型に比べて随分お手頃価格。コンパクトにまとまった軽キャンピングカーは、可愛さや愛らしさもあります。子供が手から離れたご夫婦がメインに、ご購入されているようです。
それでもです。
弊社の展示会に来られる方からお話を聞くと、皆様一様に仰います。
「キャンピングカーって高いんですよ」って。
まだまだキャンピングカーは高い。
それが現実なんですね。
トラベルハウスを製造した工場長が言っていました。
「キャンピングカーにお金をかけるくらいなら、最低限の仕様で済ませ、旅行にお金をもっとかけるほうが絶対に楽しいに決まっている」と。
僕もその通りだと思います。
だからこそ、トラベルハウスは、仕様を必要最小限に抑え、さらにハウス内の機能性や快適性を重要視した作りとなっています。必要最小限だから、色んな所に行くとなると、それ相応の準備が必要です。でもそれが、昔カンを演出している要素だと思います。何もかもが揃っている訳ではなく、少し自分の知識と知恵を持って、使いやすいようにトラベルハウスを染めていく。
展示会でお話した奥様が仰っていた、
「設備が整って昔カンがなくなってきている」という言葉。
トラベルハウスは、
昔カンを仄かに残す、
キャンピングカーです。
小泉