トラベルハウスを利用して車中泊を何度か経験した結果、トラベルハウスをより便利に使いこなすためには何が要るのか、車中泊を過ごすためには何があった方がいいのかが随分見えてきました。これからまだまだ増えるとは思いますが、今の段階でお伝えできる分だけでも書かせて頂きます。
- 快適な睡眠にお布団は必須です!
- 真っ暗で寝たい方は遮光カーテンがおススメ!
- 乾燥対策は濡れタオルがベスト!
快適な睡眠にお布団は必須です!
布団に関してですが、内装のソファーはこれまでクッション製を製造していましたが、前回の会議で「クッション製だと、汚れた時に取り外しができず洗う事も出来ないので不便だ」「ずっと使い続けていると、どうしても平たくなってきてしまうので結局何か敷かなければならない」との声が出ましたので、クッションフロア仕立てに変更になりました。
クッションフロアとは、住宅では洗面所やキッチンの床などに使われているもので、弾力があり水に強いです。水拭きもOKなので、お手入れも簡単で汚れも取れやすいのですが、ただその上で何も敷かずに寝るとなると正直体が痛くなります。1時間程度のお昼寝くらいでしたら問題ないかもしれませんが、夜を過ごすのには難しいです。
弊社トラベルハウスのシェル内は2mという布団がちょうど敷ける長さを確保していますので、ぜひ布団をご用意頂き、軽キャンなのに布団で寝られる快適さをご堪能頂きたいと思っております!実際に私たちがトラベルハウスで寝る際も、このように布団を敷いてぐっすり寝ております。
また寝袋という選択もありますが、私の経験上あまりお勧めはしません。寝袋は小さく収納できるので、保管の為のスペースを取らないというメリットはありますが、どうにも寝袋だけでは体が痛かったです…。いやいや!この寝袋なら痛くないぞ!というおススメ寝袋がございましたら教えて下さい。
真っ暗で寝たい方は遮光カーテンがおススメ!
カーテンに関しては、私も今までは必要ないと思っていました。窓はすりガラスにしているので外から見られる心配はないですし、カーテンは邪魔になると思っていたからです。しかし、前回の車中泊の時に、サービスエリアで寝泊まりした経験からカーテンは必要だなと感じました。
道の駅などと違ってサービスエリアの施設は24時間営業でした。また、停まっている車の数も多いですし、深夜2時、3時でもお構いなく車がライトを付けてサービスエリアに入ってきます。大型のトラックや一般の車も来ます。施設の明かりも合わさり外がずっとほんのり明るいです。明るくても寝られるかどうかは個人差がありますが、外でもお家にいる感覚で寝たい私としては、遮光カーテンを付けて真っ暗にして寝られれば良いなと思いました。
乾燥対策は濡れタオルがベスト!
濡れタオルに変わるもっとお洒落な言い方があるのかもしれませんが、すみません思いつきません!これはオプションのフロント送風口を使う時に必要になってきます。フロント送風口とは運転席のエアコンをシェル内に取り込むための装置です。車中泊を何度かした結果、エンジンを付けて寝られる場所の場合、このフロント送風口は本当にほんっとうに便利な機能です!これさえあれば、真冬、真夏以外は、こと関西圏に関しては他の温度調節機器は必要ないかと思います。
シェルの断熱性と相まって、本当に重宝するものなので、ご購入される方は是非ともこのオプションだけは付けて頂きたいと思っているのですが、一つだけ問題があるとしたら、どうしてもシェルの中が乾燥してくることです。男性は乾燥しても、翌日に喉が少し痛いくらいで済むと思いますが、女性は乾燥が嫌いです。喉が痛くなるのもそうですが、肌に影響があるようで保湿したがります。(あくまで私の考えです)
そのため、より快適に過ごすためには加湿器などの湿度調節機が必要になりますが、私としてはあまりシェルの電気を使いたくないので、濡れタオルなどを2、3枚吊るして対処しています。それだけである程度の湿度は保たれ、翌日の乾燥が随分楽になりました!タオルと水さえあればできるので簡単ですしとってもオススメです!
これらが今回、私がトラベルハウスでの旅行に必要だなと感じたモノです。
旅する家トラベルハウスをどう活用するかはあなた次第。まだまだ便利にするためのアイテムは、人それぞれ使い方によって沢山あると思いますので、皆さんで情報を共有してより快適な旅行にしましょう!
小泉