不動産の研修に行っていました。
定例的な研修で、いつも同じような内容だなーと思いながらも、今回は少し違った目線でこの研修を受けていました。なぜなら、こうした研修を販売代理店様に向けてカリキュラムを組んで実施していかなければいけないからです。研修で話している内容には、正直興味はありませんが、研修のあり方自体には興味があり、自分が主催者になった立場としてはいろいろ考えることがありそうです。
大きなスクリーンに映し出された画像を元に、話し手が説明します。配布されている資料も交えての説明。私はなぜだか話が耳に入ってきません。理由は明確でした。まず聞き手として、研修に出席する理由が必要だということです。この研修で何を得ようと考えているのか?それがないとただの時間つぶしになってしまいます。話し手の話がつまらないから面白くないと他人のせいにしていましたが、それはお門違いですね。
まず出席する側が、「目的を持って参加する」。
それが重要です。
そして、その目的は研修の作り手がある程度示してあげることがいいのではないかと思います。この研修に参加したらどういったことが出来るのかが分かれば、意味ある研修として聞き手も捉えやすいのではないでしょうか。販売の研修のため、売るためのスキルを身につけられるような研修でないといけません。ただ何事も実践を経験して、座学と実践の繰り返しではないかと思います。そう考えると、研修は一度やってお終いでは意味がありません。きっと身につかずに終わるでしょうから。
研修の成果が出るまで続ける。売れるまで続ける。
それって根気のいることです。お金を払って研修を受けたから出来るようになるというものではありません。受講する側の努力次第。主催者側は、研修で方法と一定の強制力とトレーニングを提供する。それ以上を望んではいけない気がします。やる気があるかどうかで決まる。最終的にはそういうことなのでしょうね。
小泉