キャンピングカーで悩まれている方。車種選びは大変ですよね。
軽バンやワゴン系でいくのか。ハイエースみたいなものでいくのか。軽トラックを改造したものでいくのか。どれも一様に良いところと悪いところがあります。
そんな中で弊社のトラベルハウスは、軽トラックの荷台部分に載せる居住空間ですので、車両は軽トラック。改造車ではなく4ナンバーのまま利用します。そのためお客様からは、「長距離運転がしんどいのでは?」というご質問を頂くことがございます。
実体験から分かったこと、と少し考え方を変えると軽トラックでも安心だと感じられること。今回はこちらのテーマをお伝えしていきます。
座席がリクライニング出来ないと・・・
軽トラックは基本的に座席がリクライニング出来ないものになっています。
(※リクライニング出来るタイプも存在します)
一般的な車だと、座席を少し倒してゆったりと座って運転することが可能です。他のキャンピングカーを見ても、軽バンやハイエースなどはリクライニング出来ますし、軽トラックベースでも改造車であればリクライニング出来る仕様になっているモノもあります。
一般的に軽トラックに乗ったことのない方が多いので、『リクライニング出来ない車で遠くまで運転するのってしんどいですよね』と、考えられます。
実際に一年半以上乗ってきた感想は・・・
私はトラベルハウスを販売してきて一年半以上経過しますが、その間に社用車として何度もトラベルハウスに乗って旅行に行きました。皆様ご想像の通り、軽トラックでリクライニング出来ないと大体2時間休憩せずに運転すれば腰がだるくなってきます。
高速道路を運転する場合は、大体2時間おきにサービスエリアに立ち寄っています。そこでお手洗いやドリンクの補充、何か美味しいものを探したりして、10分ほど歩いたりトラベルハウスの中で休憩します。そしてまた走り出す。こんな感じで旅行しています。
実は普通の車でも変わらないのでは・・・
よくよく考えてみると、これは一般の車で遠出するときも変わらないのではないか?そう思いました。
数週間前、ゴールデンウィークの長期休暇があり、兵庫県~広島県。広島県~山口県と、途中サービスエリアで仮眠を取りながら軽自動車で旅行をしました。兵庫県から広島県まで約4時間の道のり。距離にして300km。この道のりを一切休憩せずに目的地まで行ったのかというと、全くそうではありません。計3箇所のサービスエリアで休憩をしました。
休憩の理由は、お手洗いや飲み物の購入や食事などですが、何かしらの理由で一定時間おきにサービスエリアに行っていました。車旅をご経験されている方でしたら、きっと同じで、休憩を見積もって目的地までの計画を立てられていると思います。
長距離を快適に旅するには、無理せず、腰が痛くなる前に休憩をする。
それが一番だと思っています。
「いや、とは言え運転のし易さは重要だ!」という方。
確かにその通りです。同じ事を思う皆さんの為に、カー用品店さんには快適に運転できるアイテムが多数用意されてます。私もクッションを敷き、背もたれを付けることで、一般の車とほとんど変わらない快適な運転を実現していますよ。
『軽トラック』という言葉の響きで、運転するのが辛そう・・と思わず、ぜひ一度イベント時にでも試乗体験して頂ければ嬉しいです。
そして次回は私ではなく、トラベルハウスを実際にご購入されたユーザー様はどう思っているのか、聞かせて頂いたお話を出来る限り分かりやすくお伝え致しますね。
次回もお楽しみに。
小泉