3月11日に開催された名古屋のキャンピングカーフェアにて、シェルを自作しようと考えている方と熱い話をしてきました!
グルグル回る人影
遅めのランチを終えて、トラベルハウスに戻りパソコンでカチカチ作業をしていたのですが、シェルの周りをグルグル回る人影に気づきました。その人影から「すごいわねー!」「かっこいいわねー」とひたすらトラベルハウスをべた褒めしてくださる女性の声が…!人が中に居るなんて思っていないようで、僕も出づらくなりましたが、これだけ褒めてもらうことも滅多にないので、いざドアを開け外に出ました。
そこには60歳前後の男性と女性、たぶんご夫婦と思える方がいらっしゃいました。旦那様も奥様もシュッとされていて、美人な奥様は持っているカバンと履いている靴を赤で揃え、綺麗な着こなしをされていました。
目が合うと、「あっ、居たんだ!」と嬉しそうな表情をされ、僕も「これだけ褒めて頂いてる方のお顔を是非見たいと思いまして」と少し照れくさく感じながら、色々お話させて頂きました。
これを見にきたんですよ
旦那様が特に熱心に話を聞いてくださり、「丁度お昼休憩のため車に戻ろうとしたら、僕が見たいと思っていたものがあってびっくりしています。これを見にきたんですよ!」と言ってくださり、さっきまでキャンピグカーフェアですごいものばかりを見てきたため、少し落ち込んでいた僕の心を一瞬で吹き飛ばしてくれました。
お二人のことも聞かせて頂くと、現在ハイエースに乗っていて、車にカヌーを積んで旅行に行っているそうです。そのハイエースがそろそろダメになりそうだから、次は軽トラックを購入しようと思っているらしく、トラベルハウスみたいなシェルを自分で作ろうと考えている、との事でした。
「この壁の素材はなんですか?」「これはなんですか?」「やっぱり軽トラックは○○がいいですか?」と熱心にたくさん質問をして頂き、シェル内も見て、感動されていました。そうこうしていると工場長が戻ってきて、「この人が工場長です!」と紹介すると、さらに旦那様の熱はヒートアップ。たくさんの質問に工場長も嬉しくなって、次から次へと答えていきます。
気がつけば30分以上も話をしていました。
その間、旦那様は目を輝かせ工場長の話に耳を傾けていました。
話も一通り終わって、最後に旦那様が嬉しいことを一言。
「もう一度キャンピングカーショーを見に行こうと思っていたけど、このまま家に帰ります!だってもう見る必要がないですもん」と。
こんなに嬉しいことを言って頂けるなんて、本当に来て良かったなと思いました。
小泉