シェルの重量

資料請求頂いた方のご質問の中で、「シェルって重さはどれくらいですか?」と気になさる方がいらっしゃいます。今回はそのご質問にお答えします。

  • 軽トラックの最大積載量とトラベルハウスの重量
  • 重さの理由
  • 走行のしんどさ

軽トラックの最大積載量とトラベルハウスの重量

軽トラックの荷台には350kgまでしか積載できないとう決まりがあるため、350kgを超える重量は載せられません。トラベルハウスの重量は現行品で、基本仕様ですと280kgほど。内装が全くない状態で250kgほどとお答えしております。この重量をお聞きになると、皆様は「結構重いんですね!」と反応されます。

確かに350kgしかない中で、280kgという重さは全体の8割を占めますので、そうお感じになられるのも無理はないかもしれません。さらに、購入を考えられている方は、当然シェルの中に物を積みます。電子レンジやテレビといった家電類、衣服やキャンプ用品、食料も載せるかもしれません。そう考えると350kgなんてあっという間に超えてしまうかもしれないと不安に思われるのだと思います。

また重いと軽トラックでは走行がしんどいのではないかと思われる方もいらっしゃいます。軽トラックを既にお持ちの方でもそんなに重いものを載せたことがないとおっしゃる方がほとんどで、その点も懸念材料の一つなのかなと考えております。

このようなご質問やご不安を頂いた時に、私は次のようにお伝えしております。

重さの理由

トラベルハウスが280kgもあるのには理由があります。それは風の影響をできるだけ受けないようにするためです。軽トラックの荷台の最大高さは2m50cmまでと決まっており、トラベルハウスはその高さを最大限活かせるように2m48cmの高さで作ってあります。なぜならトラベルハウスは住宅をコンセプトに創っており、シェルの中で立って移動できるということがとても重要だと考えております。ただ高さが高い分、高速道路を走っている時に風が強かったりしますと、フラつくことがどうしてもあります。これはどの軽トラックキャンピングカーでも同じだと思いますが、トラベルハウスはこの点を普通の軽トラキャンピングカーよりも、あえて重量を重くするという方法で対処しています。

ただし、ただ重量を重くすればいいということではありません。シェルの下部の重量を重くすることが重要になります。そのため、トラベルハウスはシェルの底面の厚みをその他の面の厚みよりも分厚くし、下部に体重をかけ、風の影響を抑えるように工夫しました。他にも幾つか方法があり、シェルの天井を四角ではなく流線型にして風の影響を減らす方法や、走行中は高さを低く停まっている時は天井が高くなるポップアップ式という方法も検討したのですが、トラベルハウスは重量を重くするという方法にしました。

それは次のような理由からです。

  1. 天井を流線型にしてしまうと、シェル内がどうしても狭くなり住宅をコンセプトとしているトラベルハウスにはそぐわないから
  2. ポップアップ式にすると、走行中は確かに高さが低くて運転が楽かもしれませんが、車を停め天井を高くした時に、布素材で作られたものだと、きっと温度調節が難しいだろうと思ったから

また、トラベルハウスで長年旅行に行っている工場長から言わせると、結局それほどたくさんの荷物を載せて旅行に行くことはなく、必要最小限で十分事足りると言っておりますので、使っていく中でやっぱり必要ないというものがたくさん出てくるのだと思います。

走行のしんどさ

また重いと走行がしんどいということに関しては、昔の軽トラックはそうだったのかもしれません。しかし少なくとも現在販売されている軽トラックに関しては全く問題ないように思います。実際弊社も新車で軽トラックを購入しシェルを載せ走らせていますが、ほとんど重さを感じません。こればかりは体感して頂かないと分からないことだと思いますので、定期的に開催しております試乗体験会に是非お越しください。きっとびっくりされますよ!

トラベルハウスの重量をどうして重くしているのかご理解頂けましたでしょうか?
ただ現行品の最良の案が重量を重くするということで、今後さらなる製品改良をしていきますので、もっと違った方法での解決策が見えてくるかもしれません。その時はしっかり改良点をお伝えして、より進化したトラベルハウスをご披露致します。

小泉

旅する家に関するお問い合わせ

無料カタログ請求をご希望の方

カタログ請求する

お見積りやご相談をご希望の方

メールで問い合わせる

真剣に購入を検討されている方

フリーダイヤル:0120-060-999

※カタログのご請求はメールからお申し込みください。お電話は旅する家についての具体的なご相談をお受けるための専用ダイヤルとなりますので、お電話でのカタログ請求は承っておりません。予めご了承ください。

このページのトップへ戻る

メニュー