トラベルハウスで工夫したところ。第2弾。
今回はオプションの「フロント送風口」についてお話します。
以前少し話ましたが、このオプションは工場長が初めて自分で作ったキャンピングカーで旅行に行った時に、真冬の中めちゃくちゃ寒い思いをして帰ってきた経験から考えて作られました。
フロント送風口は運転席とシェルをつなぐ穴です。その穴に風を送るファンを取り付け、シェル内を暖めたり、冷やしたりすることができます。このオプションを見た時によく心配されるのが、「車検って通るんですか?」ということです。ご安心ください。通ります。工場長のシェルもフロント送風口が取り付けられていますが、問題なかったので大丈夫です。
このフロント送風口の良い点は、まず一つめが運転しながらシェル内も同時に温度調節できるという点です。移動中、エアコンを付け運転席側は快適ですが、いざ目的地に到着もしくは道の駅で小休憩となった時に、通常ならシェル内の温度調節を今からやらないといけませんよね。快適な温度になるまでには時間がかかります。
フロント送風口があればそんな問題はありません。シェル内はいつも快適な温度を保ち続けます。ペットを後ろに乗せて走られるという方や、夏に食材をシェル内に置いて腐らせたくない方など。利用価値はとても高いはずです。また、ファン自体が使用する電気料は低いので、移動しながらの使用でしたらサブバッテリーの容量にもよりますが、まず無くなることありません。電気料少なく重量も軽く使い勝手が良いフロント送風口はオススメです。
さらにこの前試してわかったことなんですが、3月中旬の夜、外の気温は7〜8℃の状況の中、フロント送風口からの温風だけでシェル内の温度はまさかの21℃になっていました。エアコンの風量は一番弱く温度は最大で、です。これだけあれば少々寒い冬でも乗り越えらえるんだなとわかり、またまた冬のキャンプが楽しくなりそうです。
そんなわけで、今回はフロント送風口の紹介でした。
小泉