亀岡の工場でイベントをしていたお話の続きです。
違うお客様で、以前に一度見学に来られ、今回もう一度見学に来られたお客様がいらっしゃいます。この方は、以前の見学からご自身で追加したい要望やオプションがたくさん増えており、シェルの展開図をご自身でご用意し、「ココに窓が欲しい」や「コレをこういう風に変更できますか?」など、真剣に語りかけて下さります。
ここまで真剣に考えて下さると、私たちもまだ気づいていない発見があり、「あっ、それいいですね!」とお客様にご意見を頂き、製品改善の案として次の製品会議で議題に挙げさせて頂きます。お客様のご意見を取り入れて、もっと機能性と利便性を追求したトラベルハウスを目指していきます。
沢山ご意見を頂き、思う存分悩まれ、お客様が本当に必要とする仕様を一緒に考えることが、トラベルハウスをご購入頂くプロセスの中で一番楽しい瞬間です。私達が望む、この方だけの唯一のトラベルハウスが出来上がります。お客様の個性を取り入れ、使い方に合った最高の仕様を考え、トラベルハウスは出来上がります。
その分打ち合わせには時間を要することもありますが、完成した時は、お客様はもちろんのこと、私たちスタッフも胸躍ります。特に職人さんは一つ一つ違う商品に、ものづくり精神がくすぐられ、愛着と達成感が違います。
まるで長年本業で行ってきた、住宅を建てたり、リフォームするプロセスそのままな気が致します。
トラベルハウスはまさしくハウスだという認識を、改めて持ちました。
小泉