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会社の成り立ちVol7

 会社の成長が一番いいのは毎年20%成長位です、と昔働いていた会社の役員さんが良くおっしゃっていました。20%の成長は結構大変なのだけれど、努力次第で何とか到達できるレベルで、資金繰りも非常に楽な感じなんだよ、と教わりました。聞いた当時の私としては20代ですし、もっとイケイケの発想でしたから、前年比で200%とかがいいよね!とか勝手に思っていました。営業時代の目標も勝手にそういう目標を立ててやっていたりもしました。
実際に経営者へと転じて仕事をこなしていきますと、最初はどんどん数値を大きくできますが、同じやり方ではどこかで頭打ちになります。そこで経営のやり方を変えていくことが必要なんだとわかりました。
これがわかってはいるけどなかなかできないのが通常です。ですがたまたまですが、弊社はキャンピングカーのおかげで、一気に何もかもを変えざるを得なくなりました。私は喜び勇んで、いろいろな設備や仕組みや人に投資をしました。自分では新会社創出の気持ちでやっていたのです。上場企業の役員さんをヘッドハンティングしたりもしました。形だけはどんどん、大きな企業みたいな感じで膨らんでいきました。
一方で契約されるキャンピングカーがどんどん増え、納品され、お客様と遊びに行ったりすることも多くなりました。当時は純木造で構成された商品でして、使っていくうちにいろいろと改善したいなぁ、とおもうことも出てきました。製品として販売しようとすると、見栄えか、機能か、収納量の制限が出てきます。そのなかでも木造つくりの欠点は特に重量の問題が大きかったですね。見栄えはもう、そうそうに諦めましたが、機能性は高度に安定化させないといけない。機能性を備えると重量の問題がでてくる。完全な機能にすると、法律では許されない重さになっていく。また、木自体が空気中の水分を吸い込んで勝手に重くなっていく、ということもありました。
いやぁユーザー様の声、自分たちの使い勝手の声、とかどんどんいっぱいいただいて改善していくと、機能性は高まってよいですが、「開発」が追い付かないですね。改善のレベルでは、どうしようもないなぁ、となっていきました。本当に作り方を変えるときが、近づいてきていたのでした。よし、アルミ造の軽いキャンピングカーを創るぞ、と図面を引き始めました。

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